Before

まだ記憶に新しいと思いますが今年の1月に京都市内で屋根に数十ｃｍの雪が積もりましたが、その時の雪害による屋根修繕工事の調査依頼をいただきました。
調査に伺うと屋根の下り棟の鬼瓦が損傷に加え、雨といも雪によって変形していました。

After

足場を設置し損傷した箇所の瓦を一旦取り除きます。そして今回はステンレス線で鬼瓦を緊結し瓦を復旧しました。
また、雨といの交換ですが寺院などの雨とい金具は特注品となります。今回も専門の業者さんに製作してもらいました。
新金具は既存品よりも厚みを増して作ってもらったので強度も上がりました。
その他、雪による損傷ではございませんが棟・壁際部漆喰の経年劣化がみられたので、そちらも今回塗り直しを行いました。

今回の復旧工事は火災保険を利用されての修繕工事となりました。
ご存知の方も多いとは思いますが、風、雹（ひょう）、雪のおける建物の損害は火災保険による復旧工事が可能です。

今まさに台風が多い時期ですので外装の点検・調査等はお気軽にお問合せ下さいませ。
今回も数ある工事業者の中から嵯峨野ワークスにご依頼いただきありがとうございました。