重ね葺きの葺き替え|積水U瓦⇒立平
Before
こちらのお住まいでは台風でかわらUの棟と屋根材が飛散したという事でご連絡を頂きました。
瓦棒葺きの上にかわらUが施工されていたので、かわらUの撤去した上で再度カバー工法をご希望でした。
お住まいの状況として、
①採用されていたかわらUは、アスベストを含むものであったので、職人が屋根を歩けないほどの劣化ではなかった
②増築をされているので、部分的に屋根の下地がどうなっているのか不明な部分があった
③破風板の塗装もご依頼されており、雨とい工事も必要な状況であった
いずれにせよ、かわらUの撤去が必要でしたので、これをまず撤去させて頂き、正式なお見積り、という流れにさせて頂きました。
撤去を行うと、瓦棒の屋根と、増築部に合板の下地があり、追加の見積として、下地材の撤去を含ませて頂き、カバー工法を進める事になりました。
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STEP 1
木下地・下葺材工事
もともとがカバー工法でしたので、桟木など使えるものはそのまま使い、一部補強を行いました。
構造用合板を施工し、ゴムアスルーフィングを敷設します。 -
STEP 2
立平工事
下地でしっかりと補強した屋根に、立平葺きをする事で、コストを抑えながらも強度のある屋根になります。
After
棟部分の取付を行い、雨といを架け変えて工事完了です。
実は今回のお客様は弊店に7年ほど前にお見積りのご依頼をいただき、その時は屋根工事自体を見合されたのですが、いずれ屋根工事をするときは依頼したいとおっしゃっておられました。
「当時どこよりも安心感があった。台風被害でどこも早く施工してほしいのは同じですが、嵯峨野ワークスさんにしていただきたいので順番が来るまで待ちます。」と。
台風被害からお時間はいただきましたが弊店の工事に「やはり間違いなかった。」と嬉しいお言葉をいただきました。