Before

屋根の煙突からの雨漏りで、重ね葺き工事をご検討との事で調査依頼をいただきました。
屋根に上がると太陽光発電が設置してあり、太陽光パネルもメンテナンスが必要な時期との事で今回の屋根工事の際に太陽光パネルも撤去したいとの事でした。
また、小屋裏に入らせていただくと煙突部から雨水が侵入した雨染みがありました。

After

まず太陽光パネルを撤去し、架台も撤去していきます。太陽光パネルを設置の際に屋根の塗装が施されていましたが太陽光パネルの下部は未塗装でした。

次に煙突を解体していきます。解体していると雨水が侵入し所々濡れていました。換気の為の煙突でしたが今回は煙突は撤去し後述しますが違う形で換気をとることにしました。煙突を解体した箇所は構造用合板で下地を施しました。

煙突を撤去後、屋根全面に下葺き材となるゴムアスルーフィングを敷設し、その上からスーパーガルテクトを葺き上げていきます。屋根を葺き終えると棟包み板金を取り付けて工事終了です。
また、今回は換気の煙突を撤去したので棟換気を採用し棟部分で換気を取りました。

今回太陽光発電のパネルを撤去は弊店でもはじめてのケースでしたが、工事後別件でも太陽光発電パネルの撤去を検討されているお問合せもいただきました。
太陽光発電のメンテナンスと、屋根工事のタイミングを考慮すると間違いなくこれからこのような工事が増えていくのではと思いました。

今回も数ある工事業者の中から嵯峨野ワークスにご依頼いただきありがとうございました。
今後も末永いお付き合いを宜しくお願いいたします。