こんにちは!京都で屋根・外壁工事を手掛ける嵯峨野ワークスです。
今回は、長年のひどい雨漏りにお困りだった下京区S社様。前回のブログでの塗装工事を終え、防水工事では**雨漏り解決の鍵となる「ひび割れ・爆裂補修」**に焦点を当ててご紹介します。建物の下地の損傷が激しかったS社様邸では、この作業が特に重要でした。


1.雨漏りの真犯人「ひび割れ・爆裂部」を徹底追及
S社様邸では、長年の雨漏りで下地の損傷がかなり激しい状態でした。特に、**ひび割れ(クラック)や、コンクリートが剥がれ落ちる爆裂(ばくれつ)**といった深刻な箇所が多数見受けられました。これらは、雨水が建物内部へ侵入する主要な経路となってしまいます。
私たちは、この下地補修の工程で、これらの損傷箇所一つ一つに細心の注意を払い、同時に「どこから水が入っているのか」を徹底的に追及しました。
* 入念な確認と診断: 既存の傷んだ下地面を剥がしながら、雨水のシミや下地の腐食具合から、水の浸入経路を丹念に探ります。ひび割れや爆裂の奥に隠された雨水の道を見つけ出す、まさに探偵のような作業です。
雨漏りの改修は、単にきれいに仕上げるだけではありません。原因箇所を正確に特定できるかどうかで、再発のリスクを大幅に低減できる事を分かっているので嵯峨野ワークスではこうした作業をとても大切にしております。今回も多くのひび割れ、爆裂の中から大きな原因になっている箇所を特定することができました。
* 確実な処置: 特定したひび割れや爆裂部分には、その状態に最適な補修材(エポキシ樹脂やモルタルなど)を丁寧に充填・整形します。これで、雨水の浸入経路を物理的に遮断し、再発を防ぐための強固なバリアを築きます。



2.ひび割れ・爆裂補修が、根本解決の土台に
この丁寧なひび割れ・爆裂部分の修繕こそが、S社様邸の長年の雨漏りを根本から解決するための重要なステップでした。これにより、その後の防水工事や塗装工事が最大限の効果を発揮する、揺るぎない土台が完成したのです。
今回のブログでは、雨漏り改修工事における「ひび割れ・爆裂補修」の重要性をお伝えしましたが、S社様の工事全体の詳細や、施工前後の写真などは、後日施工事例ページで改めてご紹介する予定です。
雨漏りでお困りの際は、どんな小さなことでも、ぜひ嵯峨野ワークスにご相談ください。建物の状態をしっかり見極め、最適な方法で安心をお届けします。

